こんにちは。
昨日のブログで醍醐味という言葉を使いましたが、「醍醐」の味って一体何だと思いませんか。味があるものなので「醍醐」は何か食べ物のことなのでしょうか。ということで調べてみました。
「醍醐味」は仏教と関わりのある言葉でした。仏教では、山羊や牛のミルクの精製過程を5つに分け、それを「五味」と言い表したそうです。その最後の過程が「醍醐」となっていて、最上のものと位置付けられました。仏教自体も5段階に分けられ、最後の段階「法華涅槃時」が最上のものと定められています。ここから「醍醐味」は「本当の面白さや深い味わい」を表す言葉となりました。
残念ながら「醍醐」がどのように作られ、どういったものなのかは現代にまで伝わっていないそうです。平安時代の貴族が好んで食したと言われています。