こんにちは。
故事成語とは「中国の古典に由来し、歴史的な事実や言い伝えを基に作られた言葉」(光村図書『国語 3』)です。
先日、テレビでドラマを見ていたら出てきた故事成語からいきましょう。この言葉は本来の意味とは異なる意味で使われることで知られており、このブログでもかつて言及した覚えがあります。
その故事成語とは「姑息」です。そのドラマでも本来の意味とは違う意味で使われていました。みなさんの中にもこちらの意味で使っている人がいるかもしれません。「ひきょう・ずるい」という意味です。本来の意味は「一時しのぎ・その場しのぎ」になります。
文化庁による「国語に関する世論調査」(2021年度)では、「ひきょう」を選んだ人が73.9%で「一時しのぎ」を選んだ人が17.4%となっていますので、このままいけば「ひきょう」が正式な意味として採用されることになるかもしれません。そうだとしても、本来の意味も覚えておきたいですね。
「姑息」のように日常生活で使われる故事成語由来の言葉は他にもあります。「大丈夫」「矛盾」「完璧」「圧巻」などです。日常では使いませんが、NHKの朝ドラのタイトルにもなった「虎に翼」も故事成語からきています。
他にどんな故事成語があるか自分で調べてみてください。



