こんにちは。
昨日、NHKの記事見出しが誤解を招くような表現だったということを書きました。その中で私はこのようなことは私たちも無縁ではないと指摘しましたが、それは私たちが使っている言葉自体に誤解を招くような要因があるからです。したがって、誰もがそのようなことをしてしまう可能性があります。
そこで今日は、こうした言葉のあいまいさについて書かれた本を紹介しましょう。
川添愛『世にもあいまいなことばの秘密』(ちくまプリマー新書)です。
この本ではいろいろな言葉の曖昧さを事例を挙げて紹介し、なぜ言葉の解釈においてすれ違いや誤解が起こってしまうのかということを解きほぐしています。
面白くて参考になる本です。ちくまプリマー新書は若い人向けのものなので中学生もぜひ読んでみてください。
最後に、この本の中で紹介されている言葉を挙げておきます。
「頭が赤い魚を食べる猫」
みなさんはどう解釈しますか。



