こんにちは。
これはさすがに誤用だろうという例を今日は挙げたいと思います。
数年前ですが、姪が卒業論文を書いたので見てくれと頼んできました(ゴメン、○○)。その中に出てきたのが「取りつく暇もない」という表現です。
みなさんはこの間違いわかりますか。
こんにちは。
これはさすがに誤用だろうという例を今日は挙げたいと思います。
数年前ですが、姪が卒業論文を書いたので見てくれと頼んできました(ゴメン、○○)。その中に出てきたのが「取りつく暇もない」という表現です。
みなさんはこの間違いわかりますか。
こんにちは。
昨日「的を得る」という言葉を取り上げました。
「的確に要点をとらえる」という意味で使われているのですが、これに私は違和感を覚えてしまいます。「的を射る」ではないかと(こちらが本来の言い方です)。「当を得る」という言葉と混同してしまったのではないかと(意味は異なります)。
ところが調べてみますと、以前は誤用とされていたのですが、必ずしも間違っていないという意見もあるようです。言葉は常に変わっていくものなので、すべてに対して「間違いだ」と目くじらを立てるつもりはありません。ただ、本来の言い回しを知らずに使うことだけは避けたいです。
こんにちは。
メディアや出版物で長年指摘され、議論もされていることですが、以前から気になっていることに「日本語の乱れ」という問題があります。先日もいわゆる「ヤフコメ」を見ていたら次のような言葉に出会いました。
「的を得る」。例えば「的を得た発言」というように使われます。
みなさんはこれに違和感を覚えますか。
こんにちは。
昨日は学校教育の課題を取り上げました。
そこから思い至ったのは塾の存在です。塾が学校教育の補完の役割を担っていることを改めて実感しました。
塾には学校教育の不足分を補うという機能がありますし、生徒をレベル別に教えられるところに大きな特長があります。
未来塾は特に少人数制ですので、生徒個々人のレベル、学習進度に応じて細かく指導することができます。
塾を考えているみなさん、未来塾を体験してみませんか。
こんにちは。
教育学者が学会で発表した内容が新聞の記事になっていました。
今年6月に行われた学習に関する調査のデータです(13都道府県の1396人から回答。高校生61%、中学生18%、小学生20%)
その中から注目すべきものが挙げられていました。
①「授業の内容が難しすぎると思う」 53%(小学生30%、中学生47%、高校生62%)
②「授業の進み方が早すぎて、内容がわからない」 40%(小学生19%、中学生35%、高校生48%)
このデータだけではコロナ禍がどれだけ影響しているのか判断できませんが(②はかなりありそうです)、小中学校に関してはさまざまなレベルの生徒がいますから、コロナ禍に関係なく①②と感じる生徒が一定数いるのは確かでしょう。ただそれにしても数字が気になります。
深刻なのは高校生でしょう。高校はある程度レベルの同じ生徒が集まりますから上記の数字は驚くべきものです。
いずれにせよ、学校制度の見直しは必須だと思います。
こんにちは。
昨日の漢字の読みと意味を念のため書いておきます。
「真摯」の読み方は「しんし」で、意味は「まじめでひたむきなこと」です。
「いちず」「真剣」などの類義語です。類義語を身につけておくと表現の幅が広がります。
同じ言葉ばかり使っている文章はしつこく感じ、読みにくくなります。会話でもそうです。自分に対する相手の評価を下げてしまいかねません。
小中学生は学びの最中です。できるだけ多くの言葉に触れ、吸収し、語彙力を向上させることが重要です。
未来塾はみなさんを応援しています。
こんにちは。
昨日ドストエフスキーの名言を紹介しましたが、その中にでてきた漢字「真摯」をみなさんは読めまし
たか、意味を知っていましたか。この漢字は中学2年生で学習するものです。なので、中3生以上の人は
知っていなければいけない漢字です(中2生ももう習ったかもしれません)。読めなかった人はぜひ自
分で調べてみてください。
こんにちは。
新聞を読む頻度が高いほどテストの正答率が高いというデータを昨日紹介しました。
なるほど、と納得させられますが、「新聞を読んでいるから学力が高い」とはならないことに注意してください。
いつから新聞を読んでいるのかもわかりませんし、もともと学力の高い生徒が新聞を読むようになったのかもしれません。小さいころから読書の習慣があり新聞を読むようになった生徒は、前者の方が影響が大きいでしょう。
と、このようにいろいろとツッコむことはできるのですが、新聞を読まないよりは読む方が絶対いいに決まっています。これは新聞だけでなく活字全般にいえることです。
塾講師として新聞や本を読むことの重要性をよく生徒たちに語っていますが、それはテストの点を上げるためではありません(そのように言う場合もありますが)。生徒たちは今後大人へと成長していくわけで、読書はその成長に何らかの影響を与えうるもの、豊かな人生を送るために必要なものだと思うからです。
ここで名言を一つ。
こんにちは。昨日の続きです。
学力テストの生徒アンケートの中に「新聞を読んでいますか」という質問がありました。その回答とテストの平均正答率に相関関係があるというのが文部科学省の分析です。つまり、新聞を読む回数が多い生徒ほど平均正答率が高かったということです。これは国語、算数(数学)どちらの教科でも示されています。例えば、小学校国語の正答率は「ほぼ毎日読んでいる」生徒が74.7%、頻度が下がるにつれて正答率が低くなり、「ほとんど、全く読まない」生徒は62.9%でした。中学数学では、「ほぼ毎日」が65.3%で、「ほとんど、全く読まない」が56.1%でした。
残念なことに、新聞を読む習慣がない子供の割合は増加しています。2019年度と比べると、「ほとんど、全く読まない」は小学生で8.9ポイント増の70.1%、中学生が5.5ポイント増の76.4%でした。
みなさん、このデータをどう思いますか。
こんにちは。
前回の記事で全国学力テストのアンケートの話を予告しましたが、週末に大きなニュースが飛び込んできましたので、アンケートの話は明日に回したいと思います。
もちろん、大きなニュースとは菅首相の自民党総裁選不出馬と首相の退任です。
ここで生徒のみなさんに声を大にして言いたいことがあります。それは、時事問題の一つとしてこの事実を覚えるだけで終わってしまわないで、ということです。そこからさらにいろいろと学ぶことができるのです。中学3年の社会「公民」の政治分野では、政党、選挙、国会、内閣について学びます。上のニュースはこれらすべてのことに関わっています。政治分野の学習は幸いこれからなので、その前に知識を養っておけば鬼に金棒だと思いませんか。下の学年の生徒さんもまだ習わないからいいと敬遠せずに取り組んでみてください。小学生の生徒さんは親子で取り組むのもいいかもしれません。
では、どのように学べばいいのでしょうか。一番手っ取り早く、効果的なのは新聞を読むことです。自民党総裁選挙が終われば、新内閣総理大臣指名、衆議院選挙と続きます。もちろん、難しく感じるかもしれませんし、すべて理解できるわけではないでしょう。でも、新聞を読むのと読まないのでは明らかに差がでると思います。
小中生で新聞を読む習慣があるという人は少ないでしょう。これを機会に読む習慣を身につけてはどうでしょうか。世の中の動きを知ることができるだけではなく、他の効果も生まれるはずです。
実は、今日記事にしようとしていた話題は、新聞を読む頻度とテストの成績との関係でした。
では、明日また。