こんにちは。10月に入っても真夏日が続くそうです。まだ半袖は手放せません。
さて、国語世論調査で紹介された本来と違う意味で理解されている表現の2つ目です。
「うがった見方をする」
この表現はあまり普段の会話では使われないですし、意味自体を知らない人が多い可能性もあります。したがって、「疑ってかかるような見方をする」と「物事の本質を捉えた見方をする」のどちらの意味だと思いますかと問われたら前者だと答える人が多くてもおかしくないかなとは思います(本来の意味は後者です)。実際、調査では60.7%の人が前者だと答えているのですが、本来の意味を間違えて理解していたのか、もともと意味を知らなかったのかは調査結果ではわかりません。私は、意味を知らなかった人が少なからずいたんではないかと思います。そうなると、この表現は、本来と違う意味で理解されているというよりも、意味自体を知らない人が増えたものといった方がいいかもしれません。あくまでも私見ですが。



