講師日記

霜降

こんにちは。

「そうこう」と読みます。若い子たちは、この漢字を見るとお笑い芸人の「霜降り明星」のことかと思ってしまうかもしれません。このブログのタイトルでよく登場する「二十四節気」の一つです。文字通り「霜が降りる頃」という意味で秋の最後の節気ですが、現実ではまだ夏日が続いており、霜が降りるどころではありません。

これも、このブログで何度も登場している話なので「もう、ええでしょう」かもしれませんが、「耳ざわりのよい」という表現です。今日テレビを見ていたらまた出てきました。街頭インタビューで使われていたのですが、そこには「耳障りがよい」とテロップがついていたのです。さすがにこれはと思ってしまいました。言葉を発信するマス・メディアがこんなことをするなんて。この表現を使うなと言っているわけではありません(私は使いませんが)。なぜ「耳障り」という漢字をあててしまったのかということです。せめて「耳ざわりがいい」として欲しかったですね。

ケッタ

こんにちは。

ネットを見ていたら「愛知県の学校で使われている方言ランキング」というのがありました。小学校5年生の国語の教科書にも「方言と共通語」というコーナーがあります。ちょうど教えたところだったのでのぞいてみました。

ランキングの中に入っていた「ケッタ」という言葉があります。メジャーどころの方言です。しかし驚いたことに、この地域では使わないんですよね。私は名古屋出身なので自転車と言えば「ケッタ」でした(ただ、大学から名古屋を離れ、それ以降戻っていないので現在では使わなくなってしまいました)。住んでいる春日井でも塾のある小牧でも「ケッタ」という言葉を聞いたことがありません。これらの地域では名古屋に近いにもかかわらず、いわゆる名古屋弁独特の言い方(みゃあ、でえらあ、かんわー)も聞いたことがないような気がします。

どうしてなんでしょうね。

スーパームーン

こんにちは。

今夜の月は今年最大の満月「スーパームーン」です。しかし、この後天気が下り坂になるので、見られるかどうか微妙なところですね。日中は晴れて真夏日にまでなっておいて、夜は曇りってどういうことやねん、とつぶやきたくもなります。

昨日のブログで愛知県教育委員会による進路調査結果をお知らせしました。その中で、公立高校進学希望者割合が過去最低になったという情報が載っています。もともと愛知県は公立高校進学志向が強い地域なのですが、近年それが変化しているとも言われています。ただ、私立進学希望者が増えてはいるのですが、通信制への進学希望者も増えているんですよね。

相変わらず

こんにちは。

このブログで気象について何度書いたかわかりません。もういいよと思われるかもしれませんが、書きます。暑い!朝、晩は多少涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い!しかもジメジメしていて不快指数がかなり高いです。

そんな中、今日は塾の周りの草刈りをしたのですが、汗だくになりました。蚊も健在で、何か所かあっという間に刺される始末です。草の生えすぎもどうにかなりませんかねえ。

とにかく日中に秋を感じたい!!それだけです。

スポーツの日

こんにちは。3連休の最終日です。ただ、塾はあります。

今日は私事を2つ。

一つ目は、「スポーツの日」にちなんでプロ野球の話です。

4月10日のブログで、中日ドラゴンズが首位に立ったことを喜んで今年は違う気がすると書きました。その時は本当にそう思っていたのですが、残念ながら全く違うことなく終わってしまいました。書きたいことは山ほどあるんですが……。

二つ目は、これもこのブログで何回か登場している「姪孫(てっそん)」の話です。

昨日、久々に会いましたが、この間まで寝返りするかどうかという話をしていた子が靴を履いて自分の足で縦横無尽にてくてくと歩くいていました。年齢的に(1歳)当たり前と言えば当たり前なのですが、成長の早さには驚かされます。しかも、見ていて飽きません。

体育の日

こんにちは。

私は昭和世代ですから10月10日と言えば、そんなに思い入れがあるわけではありませんが、「体育の日」です。平成世代にとっては、名前こそ馴染みがあっても日付は固定されていませんからね(2000年に10月の第2土曜日になりました)。今では名前も変わってしまいました。

ただ、「体育の日」になる前は「スポーツの日」だったことを知っていますか。

衆議院解散

こんにちは。

今日、政府が衆議院の解散を決定しました。その結果、選挙が行われるということになります。解散総選挙を行うこと自体の賛否はあるかもしれませんが、中学生にとってはよい機会かもしれません。というのも、中学3年生にとってこのあたりのこと(国会、内閣、選挙)は、社会の「公民」で学び始めるところだからです。

これを機に新聞を読むなど選挙に関するニュースを追ってみることをお勧めします(言われんでも読んでるわい、という生徒さんはその習慣をどうぞ続けてください)。もちろん、中学3年生に限らず、1、2年生にもお勧めです。これは勉強のためというだけではなく、将来の「主権者」として政治に興味を持ってもらうためでもあります。

若者の投票率が低いとずっと言われています。そろそろ政治教育を真剣に考えた方がいいかもしれません。

寒露

こんにちは。

「寒露」は二十四節気の一つで、草花に降りる露が霜に変わる頃、つまり晩秋から初冬に移り行く時期を表す言葉です。

このブログでは、二十四節気の節気にあたる日のタイトルにその節気名をつけることが多いのですが、今年は特に節気の意味と現実の季節感が乖離しています。

晩秋どころか秋がまだ感じられません。

本を読んでいますか

こんにちは。

これまでに数回にわたって文化庁の国語世論調査について書いてきましたが、その調査でもう一つ気になるものがありました。

「1カ月に何冊くらい本を読んでいるか」という設問です。このブログでは、本を読むことの重要性を何度となく訴えてきましたので、その結果に愕然としてしまいました。「読まない」との回答が62.6%だったのです。

読書に関する調査は2008年度から5年おきに実施されていて、2018年度までの3回はだいたい47%で横ばいでした(この数字でも私にとっては驚きです)。それが今回15ポイントも増えてしまいました。とはいえ、近年の社会状況を見ればさもありなんというところです。

神無月

こんにちは。

昨日に続いて、本来とは違う意味で理解されている言葉を紹介します。

「失笑する」です。これは67%の人が間違えていました。

この状況に対して、日本人の無知には「失笑する」しかないと言ったらどうでしょうか。「失笑する」の使い方をおかしいと思わなかった人は67%の人と同じです。

ここでは「笑いも出ないくらいあきれる」という意味で使われていますが、この使い方が誤用の典型なのです。

本来は「こらえ切れず吹き出して笑う」という意味で使われます。

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