こんにちは。
四つ目は「すごいよかった」です。一見どこが間違いなのかわからない人もいるのではないでしょうか。
国語の文法問題ですね。「すごい」は形容詞ですから活用します。後ろにくる言葉によって語尾が変わるということです。体言(名詞)へ続く場合は「すごい」でいいのですが、「よかった」(形容詞「よい」、これも活用しています)を修飾していますから連用形にしなければなりません。つまり、「すごく」になります。
例えば、「すごい寒さ」とはいえても「すごい寒い」とはいえないのです。「すごく寒い」が文法的には正解になります。
しかし、ほとんどの人が意識せずに「すごい」を使っているのではないでしょうか。今では「すごく」を耳にすることの方がまれのような気がします。
かくいう私も意識をしないとよく使ってしまいます。気をつけたいものですね。