こんにちは。
文部科学省の調査によると、政府が目標とする英語力の水準に達していた中学3年生の割合が2025年度において過去最高だったということです(全体の54.6%)。もちろん、生徒の英語力が上がることは喜ばしいことです。ただ、この調査に関しては懐疑的にならざるをえません。この話題は確か去年もこのブログで書きました。私の考えは変わっていないので以下にそれを再録しておきます。
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中高生の「英語力」が上昇しているとなっていますが、本当にそうなのかは実際のところわからないというのが私の考えです。
まず問題なのは、「英語力」の判断基準を「英検」(中学生は3級相当以上、高校生は準2級相当以上)にしているのですが、それを実際に取得した生徒以外に各自の学校の判断で「取得」したとみなされる生徒を含めているということです。主観がそこに入ってしまい、その数字は水増ししようと思えばできてしまいます。実際に教育委員会からそういう指示があったという報道もあるくらいです。
さらに、判断基準を「英検」にしているところも疑問符です。「英検」を貶めるわけではありませんが、あのテストでは本当の「英語力」は測れないと思います。マークシート形式なので答えを導きやすいというのと、合格の幅がかなりあるというのがその大きな理由です。技術的になんとかなってしまうのが英検で、特に3級、準2級はそういう傾向にあります。



