こんにちは。
4月下旬にローマ教皇死去のニュースを取り上げました。教皇の座が空位になれば、新しい教皇が選ばれなければなりません。新教皇は「コンクラーベ(教皇選挙)」によって選ばれるのですが、それが今夜から始まります。ただ、コンクラーベは世界各国の枢機卿だけが参加する「密室選挙」となっており、具体的に何が行われているのかはわれわれには伺い知ることはできません。そもそもカトリック信者ではない者には関係ないと言ってしまえばそれまでですが、未知なるものへの興味はつきないものです。
そうした中で今話題になっている映画があります。そのものズバリ『教皇選挙』という映画です。2024年度のアカデミー脚色賞を受賞した映画で、タイミングよく(といっては亡くなった方に失礼ですが)現在日本で公開されています(ただ、現在観られる映画館は限られています)。私も観に行きました。
選挙を仕切る枢機卿を主人公に、陰謀、スキャンダル、謎が渦巻く中で誰が教皇に選ばれるのかを描いた映画です。現代社会の世相が選挙に反映されており、非常に興味深い内容となっています。また、映像、音楽ともにすばらしく、映画館で観る価値があるものです。フィクションとは分かっていながらも実際こうなのではないかと思ってしまいます(儀式、進め方は忠実だそうです)。
未鑑賞の方は是非!