講師日記

処暑

こんにちは。今日は暦「二十四節気」の上で処暑です。

処暑の「処」は収まるという意味があります。したがって「処暑」は「暑さが峠を越して収まる、落ち着くころ」です。

しかし現実にはその気配が微塵も感じられません。夜が少し涼しくなったなあということも全くありません。本当にどうにかしてほしいです。

また、処暑の頃は台風がよく来るともいわれていますが、これはそのままなのかい!とツッコミをいれたくなります。来週前半に台風10号が日本に上陸する予想になっているので動向に気をつけたいですね。

47都道府県

こんにちは。

社会科を長年教えていますが、47都道府県の位置と名前を一致して把握していない生徒が結構な数で存在するというのが私の実感です。夏期講習の際によく都道府県の問題を出すのですが、これまで多くの生徒ができないというのを見てきました。

知らなくても実生活で困ることもないし、逆に知っていても役立つことはないかもしれません。もちろん、大人でも位置と名前をすべて言えない人は案外いるものです(子どもの時にできなかった人は大人になってもおそらくできないでしょう)。

中学生にとってはテストや入試のために都道府県を覚えることが重要だというのは言うまでもありません。ただ、それだけではないというのが私の言いたいことです。自分の生まれ育った国のことについて知らないでいることはもったいないと思います。自分の国のことに興味を持ってもらいたいのです。そこからさらに世界のことについて関心を抱いて欲しいのです。

自分の世界を広げていくというのは人生を豊かにします。

俳句の日

こんにちは。

早いもので夏休みもあと2週間となりました。

未来塾の夏期講習もラストスパートに入ります。

学校によっては夏休み明けすぐに第2回の定期テストが実施される中学校もありますので、該当する生徒は特にそのことを念頭に置いて残りの休暇を過ごしましょう。

暑い日がまだまだ続きますので体を大切にしてください。

祭りのあと

こんにちは。

オリンピックが終わりました。寂しいと思う人もようやく終わってくれたと思う人もいるでしょう。私はスポーツ好きなので結構見ていましたが、興味ない人にとっては世の中オリンピック一色でうんざりしていたかもしれません。

いずれにせよ明日からお盆休みです。ただ、「巨大地震注意」下での休みという今までに経験したことのない状況になっています。いろいろと注意して過ごしたいですね。

長崎

こんにちは。

広島に続いて長崎です。

広島が「最初」の被爆地というのは変わることはありませんが、長崎が「最後」のという保証は残念ながらありません。

現在の世界の核兵器総数は1万2121発です。その保有国の2か国が今まさにそれぞれ戦争を行っています。その中で核兵器使用の可能性まで言及されました。

そもそも原爆投下の当事者であるアメリカでは、「戦争を終わらせた」というのが投下の理由として正当化されています。

日本では「地震」の恐れが叫ばれていますが、「人類滅亡」の恐怖はずっと以前から続いているのです。

立秋

こんにちは。灼熱の暑さが続いていますが、暦の上では秋が始まりました。しかし、日本に秋はやって来るのでしょうか。

話は変わりますが、この時期になると忌野清志郎の覆面バンド「タイマーズ」のある曲を思い出します。「long time ago」という曲で広島への原爆投下(そして原子力発電)について歌ったものです。歌詞では「44年前」となっていますが、今年だと79年前です。状況が良くなる兆しはいっこうに見えません。むしろ、悪くなっているとも言えます。

「平和の祭典」が「真の平和」の中で行われる日が来ることを願わざるをえません。

山形花笠まつり

こんにちは。

夏休みも2週間が過ぎましたが、宿題は順調に進んでいますか。

未来塾は夏期講習の真最中ですが、中1、中2の塾生は普段受講していない科目も学習しています(中3は基本5科目ですが、中1、中2は基本英数2科目の受講です)。やはり、テスト前だけ勉強して終わりという生徒が多いので、いろいろと課題が見えてきます。ここでの学習をしっかりと後に繋げていってほしいですね。

青森ねぶた祭

こんにちは。一度は行ってみたいです。

先週のブログでフランスの気候について質問しました。その答えです。

フランスは日本よりも全体的に緯度が高い位置にあります(フランス南部が北海道と同緯度です)。ということは、冬はかなり寒くなると考えるのが普通でしょう。ところがそうではないというのが学習ポイントです。

フランスは高緯度にもかかわらず冬は比較的温暖な気候です。そこには、海と風の影響があります。西にある大西洋には暖流(北大西洋海流)が流れ、その上空から大陸に吹く偏西風が寒さを和らげるからです。冬の平均気温が氷点下になることはありません(北海道が氷点下になることを考えるとだいぶ暖かいです)。

北大西洋海流と偏西風は覚えておきたいですね。

「読む」力

こんにちは。

昨日のブログで、全国学力テストの結果において「読む」技能の低下が見られたという話をしました。今年度は顕著な形でその傾向がみられましたが、塾講師としての経験から言うと、それは常態と言ってもいいと思います。つまり、「読む」力が身についていない子の方が圧倒的に多いのです。

もちろん、「読む」力とは何かが重要になります。「読む」力(読解力)とは、文章の意味を理解する力です。当たり前のことに聞こえますが、この力を持っている子は意外に少ないのです。では、多くの子はどのように文章を読んでいるのでしょうか。ただ「字ヅラ」だけを追っているのです。はたから見れば、どのように読んでいるかはわかりませんが、問題を解かせればはっきりと分かります。国語の文章問題ができません。

そこで問われなければならないのは、どうして文章の意味が理解できないのか、ということです。文章の意味を理解しながら読みましょうと教えたら、理解できるようになるのでしょうか。そんなわけはありません。できないのには理由があるからです。その理由の一つに、やはり、語彙が少ないということが挙げられます。文の中にある言葉の意味を知らなければ文章の意味を理解することはできないでしょう。

ただ残念ながら語彙を増やすための特効薬はなく、地道に増やすしかありません。

全国学力テスト結果

こんにちは。

今年4月に行われた全国学力テストの結果が文部科学省により公表されました。中でも大きく報道されたのが中学国語の結果です。平均正答率が前年度から11.7ポイントも下がった58.4%で、過去最低となりました。「話す・聞く」「読む」「書く」の技能別で特に「読む」の正答率が最も低い48.3%となり、前年度比15.7ポイント減ということです。

もちろん、問題の難易度があるので過去の成績と単純に比較することはできません。とはいえ、なぜこんなに低くなったのかは気になります。ただ、今年の中学3年生の問題として片づけてしまってもいけないでしょう。

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