こんにちは。
先週報道されて気になった記事を紹介します。
国連児童基金(ユニセフ)が5年ごとに発表している「先進諸国の子どもの幸福度リポート」の結果です(調査は2018年から2022年)。これは「精神的健康度」、「身体的健康度」、「学力・社会的スキル」の3分野でランク付けされます。日本は総合順位で36か国中14位と前回よりアップしました(前回は38か国中20位)。「身体」は前回同様1位で、「スキル」も27位から12位と大幅に上昇しています。ただ、気になるのは「精神的健康度」です。前回37位(38か国中)から32位(36か国中)と上がっているものの、ワースト5内にいまだ低迷しています。
精神的健康度は「生活満足度調査」と「自殺率」から判断されます。生活満足度の低さは以前から言われていますが、深刻なのは「自殺率」です。前回からの増加幅が最も大きく、悪化しています。この傾向は続いており、子どもの自殺者数は2024年に過去最多になりました。
大人の責任は重いです。