こんにちは。
読書についてこのブログでは何度となく触れているので、取り立てて付け加えることはありません。ただ、タイトルの記念日名にもあるように、「子ども」だけを読書と結びつけるのはどうなのだろうと最近とみに思うようになっています。若者の読書離れということがよく言われますが、離れているのは若者だけなのかということです。むしろ、大人の方が離れているのではないでしょうか。実際、去年行われた文化庁の調査によると、一か月に一冊の本も読まない人が16歳以上では6割強いました。逆に小学生、中学生は10年前に比べて本を読む冊数が増えています。
したがって声を大にして言いたいことは、大人こそが本を読むべきだということです。今の大人たちもおそらく子どものころはある程度本を読んでいたに違いありません。それが年齢が上がるにつれ、本を読まなくなる。そんな社会でいいのでしょうか。豊かな社会といえるでしょうか。