こんにちは。
あるアーティストの楽曲のMVが今世間を騒がせています。私自身はMVを見ていないのでこの件について判断するつもりはありません。本人も謝罪しているのだし、過度の攻撃をする必要もないでしょう。過ちは誰にでもあるのですから。
重要なのはここから何を学ぶのかということです。しかし、この騒動でわたしが驚いたのは、「コロンブス」が「虐殺者」あるいは「奴隷商人」だったことが日本においてあまり認知されていないということでした。現在の歴史の教科書(中学校)ではコロンブス自身の記述は少なく、コロンブスの到着からアメリカ大陸の植民地化が始まったという説明がなされています。したがって、少なくとも今の若者には「新大陸の発見者」というイメージはないということです。
欧米ではすでに1980年代から彼の人物像の見直しがなされています。もちろん、当事者ですから当たり前のことかもしれません。日本では遅きに失した感はありますが、せめてここから議論が深まっていくことを願っています。
やはり、教育は重要ですね。