こんにちは。
遅ればせながら全国学力テストについて書きたいと思います。やはり今年もニュースになりましたね。特に、4年ぶりに実施された中3英語の結果が話題になりました。四技能のうちの「話す」の全国平均正答率が12.4%にとどまり、前回より18.4ポイント下がったということです。中でも、全5問のうち「正答ゼロ」の生徒が6割を超えたことが注目されています。
まあ、多くの人が言っているように、問題が難しかったんでしょうね。文科省は難しかったことを認めるものの、各校の授業の質改善が課題だとしています。指導要領が求めるレベルの授業をすれば解答できるようになるといわんばかりです。
塾講師として現実を見る限りそんな授業が実現できるとは思えないです。あれだけ教科書の分量を増やして、さらにいろいろなものを求めるには無理があります。結果として学力の差を広げてしまうだけだと思います。