こんにちは。
このブログでは言葉についていくつか書いていますが、久しぶりにその話をしたいと思います。
昨日、小学生の授業で生徒が言った言葉「真逆(まぎゃく)」です。もうすっかり定着してしまったんだなあ、と観念しました。
この言葉が2004年に流行語大賞にノミネートされてから十年ほどは違和感を覚えるという声を多く聞いたものですが、最近ではとんと聞かなくなりました。今では、言葉を生業とするアナウンサー、作家、批評家が使っているのを耳にしたり、見かけたりもします。言葉の誤用を解説をしている記事でも「それは真逆の意味」といったように堂々と使われていることがあります。
まさか(真逆)こんなことになるとは思ってもいませんでした。